バイエルンのトーマス・トゥヘル監督は、今季から加入したハリー・ケインがクラブの現状に満足していないと明かした。
バイエルンは現在、今季のブンデスリーガ第21節を終えた時点で16勝2分3敗で2位。第21節には首位のレヴァークーゼンに敗れたことで上との差が開く形となってしまった。一方、ケインはバイエルンで最初のシーズンを迎えているが、ここまで21試合に出場して24ゴールを記録。ケインがしっかりと得点を奪っている中、なかなかチームは結果が出ていないため難しい状況となっている。
そんな中、トゥヘル監督はケインがクラブやチームメイトとの現状に満足していないことを認め、クラブ全体でケインにより良いサービスを提供しなければならないと思いを口にした。
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「ハリーは自分のことは自分でする。彼は私を必要としていない。彼は試合中の連係に満足していないが、私たちもそうだ。練習と試合でこれほど乖離があるのを見たことがない。トレーニングでの得点の仕方、チャンスの沈め方は信じられないよ。ワールドクラスだ。ただ、試合ではめったに見られないんだ。彼はキャプテンのように振る舞うし、彼はすべて順調なんだがね」
チャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16のファーストレグもラツィオに敗戦。苦しい状況が続くが、トゥヘル監督は「我々は皆、状況を好転させることに全力を注いでいる。私の経験では、それは練習のピッチでしかできない。運命を逆転させるために必要なエネルギーを奮い立たせるために全力を尽くすよ」と前を向いている。