アーセナルのユースアカデミーのディレクターを務めるリアム・ブレイディ氏が、ハリー・ケインを退団させた理由を明かしている。
ケインはトッテナムで花開いた才能で、すでに2度の得点王を獲得し、プレミアリーグでは100ゴール以上をマークしている。ロシア・ワールドカップでもキャプテンとしてイングランド代表をけん引する活躍が求められるが、トッテナム最大のライバル、アーセナルユース出身であったことも知られている。
7歳でアーセナルのユースに入団したものの、1年で退団。その理由をブレイディ氏がイタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』で明かしている。
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「彼は太っていて、とても運動が優れているようには思えなかった。でも我々が間違っていたね。しかし、トッテナムも彼を3、4回下部リーグにレンタルしている。だから、(クラブではなく)彼自信が素晴らしいキャリアを歩むきっかけを作ったんだ。それに値していると思うよ」
リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、ロベルト・レヴァンドフスキがまだ上にいるとしながらも、ケインが24歳であることを強調したブレイディ氏。今後もイングランドの至宝がライバルクラブでゴールを挙げ続ける姿を苦々しく思うのかもしれない。