元レアル・マドリーのグティ氏は、同クラブFWヴィニシウス・ジュニオールこそが世界最高の選手と説いた。
12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、ホームでのチェルシー戦に2-0で勝利したレアル・マドリー。ヴィニシウスは得意のドリブル突破はもちろんのこと、FWカリム・ベンゼマが決めた先制弾の起点となるなど随所で存在感を発揮している。
この活躍に惜しみない称賛を送ったのが、現在解説者として活躍するグティ氏だった。フットボール史にその名を刻んだファンタジスタは、スペイン『メガ』のフットボール討論番組“チリンギート”に出演して、ヴィニシウスについて次のように語っている。
「ヴィニシウスは信じられない。なんて勢いなんだ……凄まじい。相手DFをあれだけ恐怖させられるなんて、どうかしてるよ。彼は左右どちらからでも、相手DFをいとも簡単に抜き去ってしまう。ラストパスをもう少しだけ改善できれば、フットボールの神になれる」
「彼こそが世界最高の選手かって? もちろんだ。PSGのリーグ戦とチャンピオンズの試合は見た。エンバペはとても素晴らしいが、しかしヴィニシウスが成し遂げていることは……。現在の彼は違う惑星の選手だ。エンバペより上か? ずっと良いよ。今現在はね。今の調子で言えば、世界で一番だよ」




