レアル・マドリーのトニ・クロースが史上初のFIFAクラブワールドカップ連覇を喜んでいる。
16日に行われたクラブワールドカップ決勝戦でレアル・マドリーは南米王者グレミオと対戦。0-0で迎えた53分、クリスティアーノ・ロナウドがフリーキックを直接叩き込み、先制点に成功。試合はこのまま動かず、1-0で勝利したレアル・マドリーが大会史上初の連覇を成し遂げた。
試合後、ミックスゾーンでの取材に応じたクロースは「良い気分だ。トロフィを獲得した時はいつも特別なものだ。難しい試合で、彼らはアルジャジーラよりも優れていて、前半は特によかった。でも、後半になると彼らは疲れが目立ち、前半よりも少しばかり簡単な試合になった」と試合を振り返った。
史上初の大会連覇を達成したことについて同選手は「多くの人がここで優勝することは簡単だというだろうが、チャンピオンズリーグで優勝しなくてはならないから非常に難しい挑戦だ。それに、年末に長旅をした後に重要な試合を戦うことは簡単なことではないと思う」と優勝の喜びを語った。
また、良くも悪くもメディアの恰好のネタになっているロナウドについて「メディアにとって良いニュースになったね。彼はピッチに立てば、いつもチームのためにプレーする。それにスコアを挙げようと努力を続け、2試合ともで得点をマークした。だから、彼がチームにとってどれだけ重要な存在か今さら何か言う必要はないだろう」とエースの活躍を称えている。
そして、23日に控えるバルセロナとの大一番“クラシコ”について質問されたクロースだが「特別な試合の前だからなどと考えていない。この勝利でメンタル面でチーム状態は上がったと思うけれど、大一番の前だからというような特別な気持ちはない」とコメントを残した。


