リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、チェルシーに引き分けたものの、選手たちが見せたパフォーマンスに満足しているようだ。
25日に行われたプレミアリーグ第13節でリヴァプールはホームでチェルシーと対戦。元チェルシーのモハメド・サラーが先制点をマークするも、ウィリアンが終了間際に同点ゴールを奪い、ビッグクラブ同士の一戦は1-1のドローに終わった。
試合後、クロップ監督は「良い試合だった。非常に白熱した試合で、チェルシーのような強豪を相手にするのはとても難しかった。でも、そんなに悪くはなかったと思う。彼らは深く守って、エデン・アザールにボールを渡していた。しかし、我々は彼を孤立させられたから、比較的容易に抑えられた。選手たちは冷静にハードワークを続けていたから、私は試合の大部分で満足している」と試合について言及。
また、失点前にアダム・ララーナを投入しようとしていたものの、マッチオフィシャルに認められなかったことについて「それは主審に聞かないと分からない。システムを変えたかったが、プレー中だったのか他のことがあったのかはわからないが、彼は“ノー”と言ったんだ。試合後に彼に尋ねたら、私が交代しようと思ったのは得点が決まった4分後だと言ってきた」と主審の判断に不満を口にしている。
さらに、同指揮官はマンチェスター・シティとの差が開いたことに「この状況でマンチェスター・シティのことを真剣に考えていたらそれはクレイジーだ。“どうやって彼らに追いつくかって?”勝つ以外に方法はないが、彼らも全勝を続けている。私は人生において適切な目標を立てることが重要だと思っている」と現実的な考えを持つことが必要と主張した。
続けて「我々はもっと3ポイントを稼がなくてはならないが、チェルシー戦の引き分けは悪くない。順位もそれほど問題ないが、まだまだ改善が必要だ。もっと良くなれると思うが、今日のようなパフォーマンスを続けることが必要だ。選手たちはよくやってくれたからそれに関しては満足しているが、結果は喜べない」とコメントを残している。




