クロップ「これ以上のリスペクトはできない」2試合続けて欧州王者に善戦のザルツブルクに賛辞

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、グループ首位通過を決めたチームを称えるとともに、ザルツブルクを称賛した。

10日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）グループE最終節でリヴァプールは敵地でザルツブルクと対戦。勝利すれば首位通過が決まるものの、敗れればグループ敗退の危機があったリヴァプールだが、57分にナビ・ケイタが均衡を破ると、直後にモハメド・サラーにもゴールが生まれて2-0で勝利した。

これで勝ち点を13にまで伸ばしたリヴァプールは、グループE首位でのベスト16進出が決定。この結果を受け、クロップ監督は試合後に『BTスポーツ』で「タフな試合だったが、我々は最後まで戦った。まさに、私が大好きなものをチームから見ることができた」と忍耐強く戦い、無事に勝ち点3を確保したチームを称えた。

「ザルツブルクはとても多くのスマートなプレーを見せていたが、我々にはビッグチャンスがあった。とてもは激しい試合で、彼らは後半に上手く対処できていなかった。今夜、最も難しい状況に置かれていたサラーだったが、最後には自身でゴールを奪ってくれた」

一方で、第2節ではアンフィールドで善戦し、この試合でも最後までリヴァプールを苦しめたザルツブルクに対しては「これ以上ないほどに彼らのことをリスペクトしている。彼らがどれだけ優れていたかは最初の試合やナポリ戦、ヘンク戦を見ればわかるはずだ」と賛辞を送っている。

ディフェンディングチャンピオンのリヴァプールが首位通過を決めた一方、台風の目になることを予感させたザルツブルクはグループ3位でヨーロッパリーグに回ることが決まった。