ユルゲン・クロップ監督は、古巣ドルトムントの今冬の移籍市場での補強に満足しているようだ。
今シーズン、ブンデスリーガ第20節を消化して首位バイエルン・ミュンヘンと勝ち点3差の3位に位置するドルトムント。連覇を果たしたクロップ政権下以来、8年ぶりの優勝を目指す同クラブは、1月にザルツブルクからビッグクラブ注目の19歳アーリング・ハーランドとユヴェントスで燻っていたエムレ・ジャンを獲得する。
特にハーランドに至っては、ブンデスリーガデビューからの3試合で7ゴールをマークするなど絶好調。チームもいずれの試合で5ゴールをマークして3連勝を飾るなど優勝争いに向けて大きな補強となっている。
そんな中、現在リヴァプールの歴史的な大躍進を支えるクロップ監督は、ドイツ『ビルト』で「ジャンとハーランドとともに、リュックルンデ（シーズン後半戦）で彼らが多くのことを成し遂げられると信じている」と古巣ドルトムントにエールを送った。
また、リヴァプールを退団した2018年夏まで指導したジャンについては「BVBとエムレ・ジャンのことをうれしく思う。ウィンウィンの状況になった。エムレはこのクラブに完璧にマッチするはずだ。BVBは最高の振る舞いができるトップ選手であり、ワンダフルで、ユーティリティ性の高いフットボーラーを手に入れた」とドイツ代表MFへの期待を口にしている。
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