●試合日程と放送局と試合会場
日本時間6月17日4時(現地時間16日21時)カリーニングラード・スタジアム(カリーニングラード)
放送局:日本テレビ
●両チームのプロフィール
クロアチア代表(2大会連続5回目)
FIFAランク18位(2018年5月)。欧州予選ではアイスランド代表と同組となり、グループ2位。プレーオフでギリシャ代表を破り、W杯出場権を獲得した。監督は51歳のズラトコ・ダリッチ。強い指導力を発揮し、何よりも勝利を目指すチーム作りを行う。ルカ・モドリッチやマリオ・マンジュキッチらの起用法にも注目だ。
ナイジェリア代表(3大会連続6回目)
FIFAランク47位(2018年5月)。アフリカ予選ではアルジェリア代表、カメルーン代表を押しのけ、W杯出場の切符を手に入れた。チームを率いるのは、ドイツ出身のゲルノト・ロール監督、64歳。ベスト16の壁を突破し、「スーパーイーグルス」の愛称にふさわしい活躍を見せられるか。
●クロアチア代表の注目選手
MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン)
1985年9月9日生まれ、32歳。172センチ、66キロ。
ディナモ・ザグレブ、トッテナム(イングランド)で活躍を見せ、12/13シーズンからR・マドリーに所属。卓越した戦術眼を持つ、中盤の“マエストロ”だ。クロアチア代表でも、クラブと同様の輝きを放つことができれば……。
FWマリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス/イタリア)
1986年5月21日に生まれ、32歳。190センチ、85キロ。
長身のため、空中戦の強さが注目されるが、足下の技術もしっかりとしている。センターフォワードが本職だが、ユヴェントスでは右サイドとしても活躍。献身的なハードワークを見せ、守備でもチームを支える。メンタルの強さも魅力だ。
MFイバン・ラキティッチ(バルセロナ/スペイン)
1988年3月10日生まれ、30歳。184センチ、78キロ。
U-21まではスイス代表を選択。バーゼル(スイス)やシャルケ(ドイツ)、セビージャ(スペイン)で活躍した後、バルセロナに移籍する。ラ・リーガを制した今季もレギュラーとしてプレーした。攻撃センスの高さが最大の魅力だが、守備での貢献も目立つようになった。
●ナイジェリア代表の注目選手
FWビクター・モーゼス(チェルシー/イングランド)
1990年12月12日生まれ、27歳。177センチ、79キロ。
右ウイングバックとしてチェルシーで活躍。今季序盤、負傷により離脱するも、中盤からはポジションを確保した。豊富な運動量と足の速さが魅力。さらにカットインからのシュートもあるため、マッチアップする相手にとって嫌なプレーヤーとなるはずだ。
MFジョン・オビ・ミケル(天津泰達/中国)
1987年4月22日生まれ、31歳。186センチ、86キロ。
チェルシーで10シーズン以上、攻撃の司令塔として活躍。2017年から天津泰達に移籍する。攻撃にリズムを与えるだけでなく、相手からボールを奪い切ることで、攻撃の起点になれる。選手たちからの信頼も厚い、ナイジェリア代表の大黒柱だ。
MFウィルフレッド・エンディディ(レスター・シティ/イングランド)
1996年12月16日生まれ、21歳。183センチ、74キロ。
チェルシーに移籍したフランス代表MFエンゴロ・カンテに代わり、レスターで頭角を表した若きスター候補生。最大の魅力は、優れたボール奪取能力だが、奪ったボールを巧みにつなぐ攻撃センスも備える。一気にスターダムを駆け上がることになるか。
●グループDのライバル
アルゼンチン代表(12大会連続17回目)
FIFAランク5位(2018年5月)。ブラジルで開催された前回大会は準優勝。“世界最高の選手”リネオル・メッシ(バルセロナ/スペイン)は、母国に1986年メキシコ大会以来となるW杯制覇をもたらせるかが注目される58歳のホルヘ・サンパオリ監督は、メッシをどのように起用するのか。
アイスランド代表(初出場)
FIFAランク22位(2018年5月)。人口は約33万人という小国ながら、クロアチア代表、ウクライナ代表、トルコ代表を抑えてグループ首位で欧州予選を突破。MFアロン・グンナルソン(カーディフ・シティ/ウェールズ)が中心選手。50歳のヘイミル・ハルグリムソン監督がチームを指揮。

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