■ロシアW杯欧州PO クロアチア 4-1 ギリシャ
クロアチア:モドリッチ(13分)、カリニッチ(19分)、ペリシッチ(33分)、クラマリッチ(49分)
ギリシャ:ソクラティス(30分)
ロシア・ワールドカップ欧州プレーオフが9日に行われ、シードのクロアチアとノンシードのギリシャと対戦した。
クロアチアはデヤン・ロブレン、ルカ・モドリッチ、イヴァン・ラキティッチらビッグクラブでプレーする選手が先発。最前線にはマリオ・マンジュキッチではなく、ニコラ・カリニッチが入った。一方のギリシャはソクラティス・パパスタソプーロス、コスタス・ミトログルといった選手が先発メンバーに名を連ねている。
試合は地力で勝るクロアチアが立ち上がりからボールを支配すると、スコアに映される数字は次々と変わっていく。13分、カリニッチが相手GKのファウルを受けてPKを奪うと、モドリッチが沈めて、クロアチアが重要な試合で大きな先制点を手にする。
さらに19分には、左サイドからイヴァン・ストリニッチのクロスをカリニッチが右足アウトで巧みに合わせて追加点。ギリシャがわずかなチャンスを活かしてコーナーキックからソクラティスが1点を返すものの、直後にイヴァン・ペリシッチがクロスを頭で合わせて、3-1で前半を終える。
後半立ち上がりにもクロアチアが猛攻。相手のバックパスのミスを突いたシメ・ヴルサリコがアンドレイ・クラマリッチにつなぐと、楽々押し込んで4点目。
その後も攻め続けたクロアチアはギリシャに反撃のチャンスをほとんど与えず。終了間際にはピンチを迎えたものの、ダニエル・スバシッチの好セーブで2つ目のアウェーゴールは与えなかった。
結局ホームで4-1と勝利したクロアチアが、ロシア・ワールドカップ本大会行きに大きく近づいている。なお、第2戦は12日に行われる。
