V・ファーレン長崎は、11日に行われる明治安田生命J2リーグ第41節のカマタマーレ讃岐戦で勝利すれば、初のJ1昇格が決定する。
14時にキックオフされた試合で、J1自動昇格の可能性を残す名古屋グランパスとアビスパ福岡がともに引き分け以下で終了。この結果、長崎が今節勝利すればクラブ史上初のJ1昇格が決まる。
名古屋はホームでジェフユナイテッド千葉と対戦。前半はスコアレスで折り返したが、後半に入るとわずか11分間で3失点。その後の反撃も及ばず0-3で敗れた。同時刻にキックオフされた福岡と松本山雅FCの一戦は1-1のドロー決着。
福岡は勝ち点を「73」に伸ばし、3位に浮上、敗れた名古屋は同「72」のままとなっている。現在勝ち点「74」の長崎が今節の讃岐戦で勝利すれば、勝ち点は「77」となり、1試合を残して3位・福岡との勝ち点差は4開くため、J1昇格が決定する。
仮に長崎が引き分け以下に終わった場合は、今節で2位チームは決定せず。最終節に持ち越される。
なお、最終節は19日に開催。長崎は最下位のザスパクサツ群馬と、福岡は13位のファジアーノ岡山と、名古屋は19位のカマタマーレ讃岐といずれもアウェイで対戦する。
J2は湘南ベルマーレが既に優勝・J1昇格を決定している。残り1枠となった自動昇格争いを制するのは果たしてどのチームか。
