レアル・マドリーは16日にラ・リーガ第9節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバルセロナ戦に3-1で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は、自チームが「完璧な試合」を演じたとの見解を示している。
前半にFWカリム・ベンゼマ、MFフェデ・バルベルデが得点したマドリーは、後半にFWフェラン・トーレスに1点を返されたものの、終盤にPKからFWロドリゴ・ゴエスがダメ押し弾を決めて勝利。バルセロナに勝ち点3差をつけてラ・リーガ単独首位にとなった。
試合後、『DAZN』とのフラッシュインタビューに応じたアンチェロッティ監督は、次のような感想を述べている。
「鍵を握ったこと? すべてだ。私たちは完璧な試合をしなければならず、実際にそうしたんだよ。確かに立ち上がりは良かったし、早い段階でリードを得ることができた。後半は試合をうまくコントロールできたね」
「私たちの守備がレヴァンドフスキを打ち消した? ミリトンがレヴァンドフスキにプレスを仕掛けることははっきりしていた。それをライン間に位置する選手たちをクロース、チュアメニでうまくコントロールしていたね」
昨季後半戦、ベルナベウでのクラシコではFWカリム・ベンゼマが欠場し、その代わりにMFルカ・モドリッチを偽9番として起用したアンチェロッティ監督だが、効果はほとんどなく0-4の完敗を喫していた。
「昨季は何か(モドリッチの偽9番)を発明できたと思ったんだが……今回は何も発明しないよう試みて、選手たちを自然なポジションに配した。私からはモドリッチのパフォーマンスを強調したい。中盤でスペクタクルだったよ」
アンチェロッティ監督はまた、このクラシコで1点を決め、17日にはバロンドールを受賞することが濃厚となっているベンゼマにも触れている。
「練習で、彼のもっと晴らしいプレーを見ているよ。明日、バロンドールを勝ち取るなら祝福したい。その球の小さなかけらは私たちのものなんだからね」




