El Clasico_Goal_02

「クラシコは優勝争いを占うものではない」サルガド氏が年末の大一番に向けて持論

レアル・マドリーで活躍したミチェル・サルガド氏は、今回の「エル・クラシコ」が今シーズンのタイトルレースを占うものではないと語った。

昨シーズン、リーガを制したレアル・マドリーだが、今シーズンは序盤から苦戦。無敗を続ける首位バルセロナから勝ち点11差の4位と波に乗り切れていない。

1999年から2009年に渡り、レアル・マドリーで活躍したサルガド氏は、『Goal』のインタビューで23日に行われる大一番に向けて「両チームとも勝利しなければならない。なぜなら、これはサポーターにとって1年で一番重要な試合であり、選手たちは彼らに勝利を届けるために戦わなければならない」と話し、以下のように続けた。

「しかし、クラシコの結果でタイトルレースの行方は決まらない。両チームには勝ち点差があるが、シーズンにはさまざまなことが起こり得る。リーグ戦はまだ半分以上も残っていて、10ポイント差もあっという間に5ポイントまで縮まっているかもしれない」

「シーズン終了までに多くの試合が残されているから、まだまだ浮き沈みは起きるはずだ。それに、チャンピオンズリーグも戦わなければならず、体力的、精神的な負担も強いられるだろう。両チームとも何試合か落とす可能性があるから、クラシコの結果でタイトルは決まらない。しかし、わかりきっていることは、レアル・マドリーが勝ち点差を詰める非常に重要な機会ということだ」

先日アブダビで行われたFIFAクラブワールドカップを制したレアル・マドリーは、23日にサンティアゴ・ベルナベウでバルセロナを迎え撃つ。

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