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クラシコでベイル起用のジダンが窮地に...指揮官に迫られる“BBC”解体の決断

21:44 JST 2017/04/25
2017-03-20 Bale Zidane
バルセロナとの大一番でMFガレス・ベイルを先発起用したジダン監督だが、ベイルは前半終了まで持たずに負傷交代していた。

「レアル・マドリーにおいて、“BBC”はアンタッチャブルな存在である」と、ジネディーヌ・ジダン監督はこれまで常に主張してきた。だがいつまでもその考えにしがみついていては、自身の首を飛ばされかねない。スペイン『アス』が伝えている。

マドリーは23日のリーガエスパニョーラ第33節で本拠地サンティアゴ・ベルナベウにバルセロナを迎え、2-3で敗れた。ジダン監督はこの試合でMFガレス・ベイルを先発起用。FWクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマと並べて3トップの一角に並べたが、ベイルは37分に左足に痛みを訴えて途中交代した。

ベイルは12日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、バイエルン・ミュンヘン戦でふくらはぎを負傷した。それからわずか11日後、チーム練習に復帰してから3日後に、クラシコで先発したのである。

満身創痍のベイルを起用したことで、批判の矛先はジダン監督に向けられている。ベイルに代わって投入されたMFマルコ・アセンシオは相手GKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンに好守を強いるシュートを何度も放ち、終盤にピッチに送り込まれたMFハメス・ロドリゲスは一時スコアを2-2とする得点を記録した。先のスポルティング・ヒホン戦、バイエルン戦で素晴らしいパフォーマンスを見せたイスコに至っては、最後まで出番が訪れなかった。

ジダン監督は今年2月、アスレティック・ビルバオ戦の前日会見で負傷明けのベイルに関してこう語っていたことがある。「リスクを冒すことはしない。80%の状態ならベイルは使わない」。それから2カ月後、指揮官は前言を撤回した。

無論、ベイルをスタメンから外すのは簡単ではない。C・ロナウドに匹敵する移籍金で獲得したベイルを、フロレンティーノ・ペレス会長は愛でている。ラファエル・ベニテス前監督もベイルを重用し過ぎたために、選手との間に溝が生じて成績不振に陥り、最終的に解任に追い込まれた。

ベイルの今季のプレータイムは、マドリーが戦った全試合の40.5%にとどまっている。今回の負傷の検査結果が分かるのは、25日か26日あたりだと見られている。その結果次第で、チャンピオンズリーグ準決勝アトレティコ・マドリー戦の起用可否も決まってくる。

仮にベイルが軽傷だったとしても、ジダン監督にとって彼の起用には心理面・肉体面で二重のリスクが伴う。それでも“BBC”を維持するのか、あるいは解体するのか。フランス人指揮官は大きな決断に迫られている。

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