ギリシャ代表の選手、監督はクロアチア戦のまさかの大敗にショックを隠せない様子だ。
ギリシャは9日、ロシア・ワールドカップ欧州予選プレーオフでクロアチアと対戦。試合はギリシャの守備面でのミスも響き、4-1でホームのクロアチアが勝利した。12日にはアテネでの第2戦が残されているものの、ギリシャの選手たちの表情は暗い。
主将で、唯一のゴールを挙げたDFソクラティス・パパスタソプーロスは「多くの個人的かつ重大なミスを犯してしまった。監督の責任ではない。90%ワールドカップ行きは難しくなったと思うが、セカンドレグは0-0のつもりで顔を上げて戦いたい」と、正直な気持ちを述べた。
また、ドイツ人監督のミヒャエル・スキッベは「クロアチアの1点目と4点目は我々のミスによって生まれたものだ。そういうことが起きてしまっては、クロアチアのようなビッグチームと対戦するのは難しい。選手や監督である私、コーチ全員がミスを犯したと思っている」と力なさげに語った。
クロアチアの選手たちは熱狂的なサポーターが押し寄せるであろうアテネでの2戦目を警戒しているものの、ギリシャは意地を見せられるだろうか。
