■ブンデスリーガ第11節 ハンブルガーSV 3-1 シュトゥットガルト
ハンブルガーSV:ハント(20分)、コスティッチ(65分)、アルプ(69分)
シュトゥットガルト:ギンチェク(55分)
ブンデスリーガ第11節が4日に行われ、ハンブルガーSV(HSV)とシュトゥットガルトが対戦した。
伊藤達哉と酒井高徳が揃って先発したHSVは立ち上がりから攻勢をかける。ポジションを自由に入れ替える伊藤のドリブルが、攻撃のアクセントとなり、ゴールの薫りをさせていく。
さらに、浅野拓磨が先発したシュトゥットガルトにアクシデント。13分にデニス・ブルニッチが2枚目のイエローカードで退場し、数的不利となってしまう。ここから、ペースはHSVに傾いていく。
20分には伊藤が倒されて得たFKをアーロン・ハントがねじ込み、待望の先制点を手にする。
その後も伊藤のアジリティーを生かしたHSVが、追加点に近づきながら、前半45分間の終了を知らせる笛を聞くことに。
後半に入っても数的有利を活かしたいHSVだったが、55分にアクシデント。FKからデニス・ディークマイアーがハンドを犯し、PKを与えてしまう。ビデオ・アシスタントレフェリーによって得たPKを、シュトゥットガルトのダニエル・ギンチェクが落ち着いて沈め、スコアをタイに戻す。
65分、右サイドから伊藤がドリブルで起点を作ると、最後はディークマイアーのクロスにファーでフィリップ・コスティッチが頭で合わせ、再びHSVが1点をリードする。
直後に疲れを見せた伊藤は交代。またも途中交代となった。しかし、攻撃の手を緩めないHSVは追加点を挙げる。69分、17歳のヤン・アルプがペナルティエリア内でボールを受けるとターンし、右足で左ポストに当てながら、ゴールに沈めて3点目を手にする。
結局HSVがリードを守りきり、3-1で勝利。HSVは8月25日ケルン戦以来の勝利となった。なお、酒井と浅野はフル出場している。




