チェルシー移籍がうわさされるウェスト・ハムのアンディ・キャロルが、足首を負傷したことが分かった。これにより、ミヒー・バチュアイの退団が保留となる可能性が出てきた。
今シーズン、アルバロ・モラタの加入もあり、十分な出場機会を得られていないバチュアイは、今冬にスタンフォード・ブリッジを離れるのではないかと報じられてきた。ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督も同選手にプレー時間の確保を要求し、ワールドカップのメンバー入りを果たすためにも24歳のFWがセビージャ、もしくはドルトムントへのローン移籍を希望していると伝えられていた。
そして、バチュアイが今週早々にセビージャに飛び、移籍も秒読みかと考えられていた矢先、代役としてチェルシーが白羽の矢を立てていたキャロルの負傷に関するニュースが飛び込む。元イングランド代表FWは足首を故障し、復帰まで最低でも1カ月程度を要する。さらに手術が必要な場合、4カ月程度の離脱となるようだ。
キャロルが負傷によりプレーできなければ、代役が見つからない限りチェルシーはバチュアイの移籍を容認しないと考えられており、ベルギー代表は限られた出場時間の中でマルティネス監督に猛アピールをしなければならない。
今シーズン、リーグ戦の出場はわずか11試合で2ゴールしか残せいていないバチュアイは、無事にチェルシーから離れ、プレー時間を確保できるのだろうか。


