バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表DFヨシュア・キミヒは、今夏の退団は全く考えていなかったことを『ESPN』で明かしている。
2015年からバイエルンでプレーするキミヒは、ジョゼップ・グアルディオラ政権下で才能を開花。最終ラインで定位置を確保すると、ドイツ代表にも定着した。しかし、昨シーズンはカルロ・アンチェロッティ監督の下で出場機会が減少。フラストレーションをためており、今夏には退団するのではとのうわさも飛び交っていた。
しかし、キミヒは「僕にとっては難しいときだった」と前置きしながらも、バイエルン退団は決して考えなかったと続けている。
「フィットしているのにプレーできないというのはとても難しい。特に若い選手にとってはね。でもできることはハードに練習し、ベストを尽くすことだけだ。それからは監督の決断になる。ここに来たとき、試合に出ることは簡単ではないとわかっていた。でも僕の目標はバイエルンの一員になり、先発でプレーすることだからね。ここで成長したいと思っているよ」
そして今シーズンはフィリップ・ラームの後釜として右サイドバックに定着。アンチェロッティ監督の解任もありながら、キミヒは好調をキープし、3ゴール4アシストを記録している。


