2018年が幕を明けたばかりではあるが、『Goal』ではデータサイト『Opta』協力のもと意外なデータをご紹介する。今回はプレースキックに特化した数字を見ていこう。
数多くのチャンスを生みだすコーナーキックやフリーキックといったセットプレー。美しいゴールを常に生む可能性があるが、今回はキッカーの精度に注目する。セットプレーからのアシスト数を見ると、強豪クラブに比べ、中堅クラブから下位クラブが力を入れていることが理解できる。
首位に立ったのは7アシストでエヴァートンのギルフィ・シグルズソン、キエーヴォのヴァルテル・ビルサ、RBライプツィヒのエミル・フォルスベリとなった。また、セットプレーの名手として知られるトッテナムのクリスティアン・エリクセンは6アシストで次点につけている。
セットプレーからのチャンスクリエイト数となると、違った選手の名前が挙がる。自らの足から最も多くのシュートチャンスを作り出したのは、今シーズンから活躍の舞台をドイツからイングランドへと移したブライトンのパスカル・グロス。2位に7つもの差を付ける50回でトップに立った。
サッカーにおいて一発で流れを変える力を持つセットプレー。2018年からは上記の選手たちに注目してみても面白いかもしれない。




