キッカケはトゥヘル前監督?元スカウトが愛するドルトムントを離れた理由とは…

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アーセナルに加入したミスリンタート氏が、ドルトムントを離れるきっかけとなった出来事を明かした。

ドルトムントのスカウトを10年務めた後、アーセナルに加わることになったスヴェン・ミスリンタートが、クラブを離れた理由を明かした。『SportBild』の報道をもとに、『daily Mirror』が伝えている。

ドルトムントで長年スカウトを務めてきたミスリンタート氏。まだ欧州の舞台で際立った活躍を見せていなかった香川真司やロベルト・レヴァンドフスキ、ピエール=エメリク・オーバメヤンやウスマン・デンベレら、数々の選手のポテンシャルを見極め安価で獲得するなど、ドイツ国内では高い評価を受けている。

そんな45歳のドイツ人スカウトに対し、アーセナルは違約金100万ユーロ(約1億3000万円)を支払い、クラブのスカウティング部門のトップに引き入れた。アーセン・ヴェンゲル監督も、公式HP上でミスリンタート氏の加入を喜んでいる。

「(以前は)クラブを離れることなんて考えもしなかった」と話すミスリンタート氏だが、トーマス・トゥヘル前監督時代のある出来事がキッカケとなったようだ。

昨夏の移籍市場で、トゥヘル監督は当時アトレティコ・マドリーに所属していたMFオリベル・トーレスを求めていたという。しかしO・トーレスはポルトへの期限付き移籍を選択し、ドルトムントは獲得に失敗。代わりにMFマリオ・ゲッツェが復帰したが、この出来事で指揮官とミスリンタート氏の関係が悪化し、トゥヘル監督が練習場への立ち入りを禁じる事態にまで発展した。

「監督から練習場への立ち入り禁止処分を科され、何年も緊密に働いてきた選手やスタッフ、友人と離れなくてはならなくなった。これは私の考えに大きな影響を及ぼした」

「ドルトムントではいつも、ミヒャエル(ツォルクSD)やアキ(ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO)がサポートしてくれた。彼らはいつも会合に私を呼んでくれた。スカウトチームは本当に、本当に高いレベルで行われていたよ。ある人物(トゥヘル)がいたかどうかにかかわらずね。私にとっては重大な出来事だった」

以前にはドイツ王者バイエルン・ミュンヘンからも誘いがあったというミスリンタート氏。しかしドルトムントへの愛から、国内の他クラブでの仕事は考えなかったと明かしている。

「以前にもオファーはあった。だけど、クラブを変えようとは思わなかったね。ここで生まれ、ここで育ってきたんだ。2006年から仕事をしてきたし、私は完全なるボルシアの人間だ」

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