2017-12-10-milan-gennaro-gattuso(C)Getty Images

ガットゥーゾ、ホーム初戦で初勝利も「道のりはまだ長い。相手にチャンスを与えすぎ」

ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは10日、初勝利を挙げ、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。

ミランは10日、セリエA第16節でボローニャをホームに迎えた。MFジャコモ・ボナヴェントゥーラがドッピエッタ(1試合2得点)の活躍を見せ、ミランは2-1で勝利をつかんだ。サンシーロにおいては、9月20日のスパル戦(2-0)以降、勝利に見放されており、ようやく安堵が生まれた。

ガットゥーゾにとってホームでの初戦となったが、就任後初勝利を挙げることに成功し、選手に感謝の意を述べた。

以下に続く

「勝利は選手たちに感謝したい。だが道のりはまだ長い。ボローニャには苦しめられ、相手にチャンスを与えすぎている。守備面において改善が必要だ」

喜びに浸ることなく、チームの課題を提示したガットゥーゾだが、試合終了直後は選手らと喜びを爆発させていた。

「選手たちと歓喜したが、そうすることで今後、リラックスして取り組んでいける。新しいことにもチャレンジできる。選手たちは私についてきてくれるし、意欲も非常に高い。ミランを本来のレベルまで引き上げなければならない。それにはルールが必要だし、チームの一員としての意識が大切だ」

■“良い選手”だけでは…

低迷期を経て、ミランには成長の兆しが見え始めた。大型補強を行い、選手は揃えたものの、更なる運動量が必要になるとガットゥーゾは説く。

「良い選手、強い選手がいる。だけどそれだけでは足りない。高いプレッシャーをかけなければならないので、脚力が必要になる。チーム全体でそれができるように、フィジカルコンディションを整えなければならない。選手と信頼関係を築くにはまだ時間がかかると思うが努力していきたい」

「5分間走るように命じると、私がまるでエベレストに登頂するよう命じたかのように思えるときがある。もう少し時間が経てば、すべて簡単になるはずだ。汗水流して献身的に取り組むべきだよ。私が求めているのはこれだ」

▶セリエAを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。

広告