マルセイユのパトリス・エブラが、試合前に退場を命じられるハプニングがあった。
2日に行われたヨーロッパリーグのグループリーグ第4節でマルセイユは敵地でヴィトーリア・ギマランエスと対戦。しかし、試合前のウォームアップ中、マルセイユの選手たちはマルセイユサポーターが陣取るゴール裏に詰め寄り、一触即発の状態に。
すると、サポーターの1人がエブラを挑発。それに激高した元フランス代表DFは同サポーターにハイキックを見舞った。1995年に起こった当時マンチェスター・ユナイテッドに所属するエリック・カントナがファンに見舞ったカンフーキックを彷彿させるエブラの暴挙に対して、試合前にもかかわらず主審がレッドカードを提示している。
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なお、エブラはヨーロッパリーグ史上初めて、試合開始前に退場を命じられた選手となった。
マルセイユの日本代表DF酒井宏樹は後半途中からピッチに登場したものの、勝利に貢献できず。試合は1-0でホームのヴィトーリア・ギマランエスが勝利を収めている。