イタリア人指揮官ファビオ・カペッロ氏が、これまで率いてきた中で最高の選手として、あの元ブラジル代表FWの名を挙げている。
イギリス『スカイスポーツ』とのインタビューに応じたカペッロ氏。厳格として知られる同指揮官が、最も優れていた選手として挙げたのは、2006−07シーズンにレアル・マドリーで一緒になったロナウド氏だった。
カペッロ氏は体重オーバーを理由としてロナウド氏に出場機会を与えなかったが、その才能自体は認めていたようだ。
「私にとっての最高の選手は、ロナウドだった。リーガ優勝のためには彼を切り離さなくてはならなかったのだがね。彼の体重は96キロもあったんだ。彼に日韓ワールドカップで優勝したときには何キロだったのかと質問すると、84キロと答えた。だから私は、88キロまで落とせるかと聞いたんだよ」
なおロナウド氏は以前、カペッロ氏について「レアル・マドリー退団は僕の意思ではなかった。それはカペッロと問題を抱えたからなんだよ。彼は体重を100グラムオーバーした僕を、チームから取り除いた。彼とは分かり合うことができなかったんだ」と話していた。ロナウド氏は2006−07シーズンの冬の移籍市場で、ミランに移籍している。


