カッサーノ、ヴィエリとの配信で優秀なディレクターに言及も「役立たずもいる」

【欧州・海外サッカーニュース】元イタリア代表FWヴィエリが、代表でともにプレーしたカッサーノをSNSライブ配信のゲストに呼んだ。悪童カッサーノは優れたディレクターについて自身の見解を示している。

元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、優れた手腕のディレクターについて言及した。

ユヴェントス、アトレティコ・マドリー、ラツィオ、インテルなどでプレーしたクリスティアン・ヴィエリは現在『Instagram』で定期的にライブ配信を行っており、ゲストとしてカッサーノを招いた。

“悪童”や“問題児”として知られるカッサーノだが、実はディレクター職の資格を持っている。配信の中でカッサーノは「セリエAには3～4人の優れたディレクターがいるね。俺が思うにそれは（ピエロ）アウシリオ、（ワルテル）サバティーニ、（ジョヴァンニ）ロッシかな……。とりわけサバティーニとロッシは本当に優秀だと思う」と口にした。

「あと、個人的なつながりはないけど（イリ）ターレなんかもいい仕事をしているんじゃないかな。ラツィオはとても効果的な補強をしているよね。ルイス・アルベルト、（セルゲイ）ミリンコヴィッチ＝サヴィッチ、（チーロ）インモービレを連れてきたのは彼の仕事だろ？それに監督だって（マルセロ）ビエルサを招へいしたり、今ではシモーネ・インザーギを成功させた。それらをまとめている（クラウディオ）ロティート会長も見事だと思う」

「俺が最も尊敬しているディレクターは（アンドレア）アニェッリだな。彼がユヴェントスに大きな成功をもたらしたと思っている。チームの発展に最善を尽くしているし、その言葉も正しい。まさに帝国を作ったよね」

特定の人物に賛辞を贈った一方、カッサーノは「それ以外のディレクターはただカネをもらうためだけに、役職に就いている。全然仕事をしない役立たずもいるだろ」と辛口なコメントも発している。

現役時代から歯に衣着せぬ発言をすることでも知られるカッサーノ。ディレクターになることを夢見てその資格も取得しているが、その仕事について明確な理想がある模様だ。

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