アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、カタルーニャ独立問題に揺れるバルセロナについてコメント。プレミアリーグへの参加は難しいだろうとの見解を示した。
カタルーニャ州は1日に同州のスペインからの分離独立の是非を問う住民投票を実施。対して、憲法裁判所により住民投票の執行停止命令を得たスペイン中央政府は、投票を阻止すべく治安警察、国家警察を動員し、投票所を占拠するなどの行動に出た。最終的には700人以上が負傷する事態となっている。
そしてカタルーニャ州のシンボルの一つであるバルセロナは、もし分離独立となればラ・リーガへの参加は認められないとみられている。ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長も、他国リーグへの参加を否定しなかった。
この問題について、イングランドで長く指揮をとるヴェンゲル監督は「カタランについて学ぼうとしている」と、現状について情報を集めている最中だとし、バルセロナのプレミアリーグへの参加は難しいとの見解を示した。
「もしバルセロナが、プレミアリーグに加入することを望むなら、すべてにおいてさらに難しい状況になるだろう。彼らが加入できるとは思わない。バルセロナは非常に政治的なクラブなので、興味深く、スポーツ的な面から見ても大きな出来事になるだろう」
また、フランス人指揮官はプレミアリーグ側の決定を見守るとしつつ、参加クラブ数を増やすのであれば、まずはスコットランドのチームを招待すべきと話している。
「リーグ側がどう反応するのかは、興味深いものになるだろう。プレミアリーグは現在20クラブが所属している。もし24クラブにまで増やしたいのならば、スペインより先にスコットランドのクラブを招待すべきだ」
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