かつて元ブラジル代表MFカカを担当した代理人ガエターノ・パオリロ氏が22日、カカが38歳の誕生日を迎えたことに伴い、過去の逸話を明かしている。
2009年夏にカカはミランからレアル・マドリーへと移籍したが、この時異なる選択肢もあったとパオリロ氏が『MilanNews.it』に語った。
「彼がミランにいた頃、毎年のように(プレドラグ)ミヤトヴィッチや(フランコ)バルディーニが私の家に来ていた。リッキー(カカ)の父親と、私の家で会っていたんだよ。ミランもリッキーを手放すつもりはなかったし、彼もミラノに留まるつもりでいたようだ」
「だが2009年を迎えると、ミランは財政上の理由でカカを売却しなければならなかった。プライベートジェットでマドリードに向かい、移籍が成立したんだ。(アドリアーノ)ガッリアーニ副会長はリッキーを売ったことで心の一部を失った」
「当時、実はマンチェスター・シティからもオファーがあったんだよ。だけどリッキー本人がイギリス行きを拒否したんだ。本人はあくまでミラノにいたかったようなんだけどね。結果的にマドリーへ行くことになった」
また、カカはその後13-14シーズンにミラン復帰を果たすことになるが、「マドリーにいても、リッキーはミラノを恋しく思っていたようだ。2011年以降もミランに戻れないかと動いたこともあった。結果的にガッリアーニと(フロレンティーノ)ペレスの友情があったから古巣復帰も実現した」と証言している。
カカは2009年にミランからレアル・マドリーに完全移籍。4シーズンラ・リーガ在籍した後、13-14シーズンはミランに復帰した。その後サンパウロ、オーランド・シティを経て2017年12月に現役を引退している。ミラン時代にはクラブにUEFAチャンピオンズリーグをもたらし、自身もバロンドールを獲得するなど“世界最高のプレーヤー”とも称されたカカ。2009年当時レアル・マドリーへ移籍することになったが、黄金期を過ごしたミランから離れたくなかったようだ。
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