今後の去就が騒がれるボルシア・ドルトムントのエース、FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、27日に行われるブンデスリーガ第20節フライブルク戦に向けたメンバーに含まれるのだろうか。ペーター・シュテーガー監督はその可能性について示唆した。
アーセナルとのクラブ間の交渉も始まっている模様のオーバメヤンはここ2試合でメンバー外。しかし、フライブルク戦に臨むにあたって、チームに復帰することになるかもしれない。
シュテーガー監督は25日の会見で「今週のトレーニングでの印象はとても良かった。その印象が変わらなければ、彼はメンバー入りの資格を得ることになるだろう」と明かしている。また、移籍が取りざたされる選手が負傷を負い、移籍が不可能となるリスクについてはこのように語った。
「そのようなことを考えたことはない。試合と同じように選手がトレーニングでケガするリスクはあるのだからね。そうでなければ、何かがある度に外すことになる。なので、フィットネス状態が良ければ起用する」
一方、ドイツ紙『ビルト』によると、ドルトムントとアーセナルの交渉は難航中で、1月中にまとまらない可能性が高まりつつあるという。オーバメヤンに対しドルトムントが求める移籍金7000万ユーロとアーセナルのこれまでの提示額で1500万ユーロの開きがあり、交渉は停滞していると伝えられている。


