オーストラリア代表指揮官、日本代表との決戦を控え「今が一番クリティカルな状況」

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青山知雄
オーストラリア代表は31日に日本代表との大一番に臨む。30日に前日記者会見が行われ、アンジェ・ポステコグルー監督とマーク・ミリガンが出席した。

2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選 日本vsオーストラリアの前日記者会見が30日に行われ、オーストラリア代表のアンジェ・ポステコグルー監督とマーク・ミリガンが出席した。

ポステコグルー監督は冒頭で「明日の試合ですが大変楽しみにしています。数日間で選手が徐々に集まってきて、準備を整えています。我々にとって明日は非常に重要な試合ですし、また大観衆の前で試合をすることになるので大変楽しみにしています」とコメント。

日本、オーストラリアとともにW杯出場権を争っている3位のサウジアラビアは、現地時間29日にUAEと対戦し、1-2と逆転負けを喫した。これを受けてアプローチの仕方が変わるかという問いにポステコグルー監督は「特に明日に向けてのアプローチが変わるということはありません。今まで通りやっていくだけです。サウジアラビアにはここ2試合ほどで相当なプレッシャーかかっていたと思う。しかしそれはどこのチームにとっても同じです。昨日の結果によって日本にとっても、オーストラリアにとっても、プレッシャーがかかってきたと思っています」とサウジアラビアが敗戦した影響を語る。

オーストラリアは過去にW杯予選で日本に敗れたことがない。これが有利に働くかという問いには「どちらかが有利に立つというようなことは決してありません。明日はお互い同等な立場で対戦すると思っています。私たちは日本の選手たちを大いにリスペクトしています。彼らもそうだと思っています。ですので、お互いにとにかく最善を尽くすだけです」と語りつつ、「お互いにかかっているものが非常に大きいから非常に近い、厳しい試合になるとは分かっています。とにかく勝つように最大限の努力をしていきますし、明日も同じ態度、姿勢でのぞむだけです」と語ったポステコグルー監督。過去の結果によってアドバンテージを得ているとは思っていないようだ。

また、日本にとってティム・ケーヒルは最も恐ろしい相手の1人だ。これまでの直接対決で重要な局面でゴールを許しており、ストップ・ケーヒルを達成できるかどうかは試合の大きなポイントとなる。

ケーヒルについてポステコグルー監督は「別に日本に限ったことではなく、彼はどの国に対してもゴールを決めていますし、どの国も彼のことを恐れているのではないかと思います。彼は非常に評判の高い選手ですし、インパクトを作り出すことができる選手です。彼は言葉ではなく、行動で全てを示す。ワールドカップの重要な試合、局面においても、彼は必要なインパクトを作り出してくれました。これまで100試合に出場し、2試合に1回はゴールを決めている。彼に敬意を抱いています」と絶大な信頼を寄せた。

ポステコグルー体制となって4年目となるオーストラリア代表。監督は今がこれまでで一番重要な状況にあると話しつつ、日本戦で勝ちに拘ることを強調した。「今が一番クリティカルな状況にあると考えています。ワールドカップ予選に関してはホームでもアウェイでも常に我々は勝ちを目指してきました。それが今、チームのDNAに入っている。我々がこれまで築き上げてきたもの、進歩してきた哲学やスタイルを明日、出していかないといけない」

この日、ポステコグルー監督と会見に参加したマーク・ミリガンは、過去にJリーグのジェフユナイテッド千葉に3シーズン過ごした経験がある。その経験が現在も活きているようだ。

「3シーズン過ごしましたが、非常に楽しかったです。ジェフは大変すばらしいクラブチームです。もちろん厳しい時もありました。ですが、日本中がサッカー大好きなこの国でプレーできたのは大変いい経験になりました。サッカー選手としての自分にとってもあの時の経験で変わることができたと思っています。あの経験がなければ今の私はないとも考えています」と千葉での経験が今のキャリアに繋がっていると話した。

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