日本代表は敵地でのイラク戦を1-1で終えたことにより、8月31日に行われるオーストラリア戦がより重要な一戦となった。
日本代表は13日、ロシア・ワールドカップアジア最終予選第8戦でイラクと激突。大迫勇也の得点で先制しながら、後半にミスから同点弾を許し、1-1で試合を終えた。その結果、3位のオーストラリアに自力突破の可能性が浮上している。
■オーストラリア人記者の見解は?
「日本のイラクとのドローがサッカールーズ(オーストラリア代表の愛称)に望みを与えた」と話すのはGoalオーストラリア版で編集長を務めるマイケル・ヒューゲニン氏だ。一方で懸念もあるという。
「オーストラリア代表が突破するためには残り2試合(日本戦、タイ戦)で勝てばいい。ただし、日本には(最終予選のアウェーで)勝ったことがないからね……」
■オーストラリア国内の世論は?
また、オーストラリア国内の世論についても言及。「一般的なファンはサッカールーズがワールドカップに出場できると思っている。過去3大会出場しているからね」と語りつつ、ヒューゲニン氏は「状況はフィフティ・フィフティだ」と話す。
「オーストラリア代表はトップのパフォーマンスを発揮していないが、(13日の)ブラジル戦の敗北はここ9試合で初めてだった。残り2試合に勝たないと突破はできないが、日本に勝つことはないと思う。しかし、プレーオフがある。グループAの3位チームと、北中米カリブ海予選で4位のチームを倒す必要があるけどね」
日本に勝つのは難しいという見解を示しながら、ロシア行きの切符はつかめるだろうと語ったヒューゲニン氏。オーストラリア代表は4大会連続となるワールドカップ出場を果たすことはできるのか。まずは8月31日に行われる日本戦に大きな注目が集まることだろう。
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