FC Bayern München Olympiakos Piräus Champions League 06112019Getty Images

エースがまた決めた!暫定監督率いるバイエルンが4連勝で決勝トーナメント進出決定

現地時間6日、チャンピオンズリーグ(CL)はグループリーグ第4節が行われ、バイエルンはホームのアリアンツ・アレーナにオリンピアコスを迎えた。

CLファイナリストのトッテナムを7-2という衝撃的なスコアで粉砕したチームが、わずか1カ月後に国内リーグで1-5と大敗を喫し、翌日には指揮官が辞任するという展開を誰が予想できただろうか。週末にはドルトムントとの“デア・クラシカー”が控えている中で、ドイツ絶対王者に突如として訪れたクライシス。次期監督に有名監督の名前が挙がる中、アシスタントコーチのハンジ・フリックが暫定監督として当面の指揮を執ることとなった。

そうした状況からにわかに重要度を増したオリンピアコスとのホームゲームで、CL4連勝を狙うバイエルンはフィリペ・コウチーニョ、チアゴ・アルカンタラといったニコ・コバチ前監督の下で先発する機会の多かったメンバーがベンチスタート。トーマス・ミュラー、レオン・ゴレツカが先発し、負傷者続出のCBにはハビ・マルティネスとダヴィド・アラバが起用された。

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立ち上がりから圧倒的にボールを支配したバイエルンだが、あまりリスクを冒して強引に攻めるようなことはせず、丁寧にボールを繋ぎながらオリンピアコスの出方を窺う。引き気味に守るオリンピアコスを前に攻めあぐねる展開となるが、最も警戒すべきカウンターに対してはネガティブトランジションの意識が非常に高く、オリンピアコスに攻撃の機会を与えない。このあたりは失点の多さを課題に挙げていたフリック暫定監督の意図が感じられた。

なかなかシュートチャンスが作れなかったバイエルンだが、33分にペナルティーエリア右から中央に切り込んだキングスレイ・コマンのシュートはGKホセ・サがファインセーブ。続く34分にはロベルト・レヴァンドフスキの左クロスをゴレツカが頭で繋ぎ、セルジュ・ニャブリの落としから最後はミュラーが左足で捉えるもGKホセ・サの正面に飛んだ。

44分にはヨシュア・キミッヒの右CKをバンジャマン・パヴァールが頭で合わせるも、右のポストを直撃。スコアレスのまま試合を折り返した。

後半もバイエルンペースは変わらず。50分、右サイドからのFKをニアサイドのレヴァンドフスキが頭でそらし、ファーサイドでフリーとなったゴレツカが頭で押し込むもGKホセ・サが素晴らしい反応でCKへと逃れる。

60分にはショートカウンターからエリア内右でコマンが仕掛けてシュートを放つが、またしてもGKホセ・サが立ちはだかる。ゴールの遠いバイエルンだが、迎えた69分、右サイドでボールを受けたコマンが入れたシュート性のクロスに、ニアサイドのレヴァンドフスキが反応。咄嗟に出した足で巧みにコースを変え、好守を連発していたGKホセ・サの牙城を崩してバイエルンがようやく均衡を破った。

80分までに交代枠を使い切ったオリンピアコスに対し、バイエルンの最初の選手交代は82分、ゴレツカに代えてコランタン・トリッソを投入。試合の流れは完全にバイエルンが掌握し、オリンピアコスはシュートチャンスを作ることすらままならない。

88分にニャブリに代えてイヴァン・ペリシッチを投入すると、直後のロングカウンター。トリッソの折り返しをペリシッチが押し込み、バイエルンがダメ押しとなる追加点を挙げて勝負あり。最後まで守備での集中力を切らさなかったバイエルンが待望のクリーンシートで勝利を収め、2試合を残してCL4連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

■試合結果
バイエルン 2-0 オリンピアコス

■得点者
バイエルン:レヴァンドフスキ(69分)、ペリシッチ(89分)

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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