エヴァートンの新監督候補に元主将アルテタが浮上…地元メディアが報道

エヴァートンがマルコ・シウバ監督を更迭し、正式な後任はまだ決まっていない。だがかつて同チームでプレーした司令塔が、指導者として戻ってくるかもしれないようだ。

エヴァートンは5日、マルコ・シウバ監督を更迭。後任はまだ決定ではないが、現在はダンカン・ファーガソンが暫定指揮官として率いている。

ここまで報道では新監督候補に元指揮官デヴィッド・モイーズ、アーセナル指揮官のポストを解かれたウナイ・エメリ、先日ナポリから解任されたカルロ・アンチェロッティなどの名前が浮上している。

そしてここにきて地元メディア『リヴァプール・エコー』はクラブOBに帰還の可能性があると伝えた。

「エヴァートンの元主将ミケル・アルテタが、今後ヘッドコーチとして戻ってくるかもしれない。チーム幹部はそのプランを真剣に検討している」

アルテタは現在、マンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチを務めている。だが今季はここまで、アーセナルの新監督候補の一人としても注目を集めていた。

アルテタは2016年に現役引退するまで、2011年より5シーズンにわたりアーセナルでプレーしていた。だがアーセナルに加わる前、2005年からエヴァートンで6年半プレーした経歴を持つ。それだけにエヴァートン幹部も、チームの伝統をよく知るアルテタに再建を託すというプランを視野に入れているようだ。