Stephan El Shaarawy RomaGetty Images

エル・シャーラウィが豪快ミドルなど2ゴール!ローマがチェルシーを3発粉砕/CLグループC第4節

■CL第4節 ローマ 3-0 チェルシー

ローマ:エル・シャーラウィ(1分、36分)、ペロッティ(63分)
チェルシー:なし

チャンピオンズリーグは31日に第4節の試合が行われ、グループCではローマとチェルシーが対戦した。

“死の組”グループCで、首位を走るチェルシーが、2位ローマの本拠地「オリンピコ」に乗り込んだこの一戦。前回チェルシーのホームでは、3-3と壮絶な打ち合いの末にドローに終わっていた。この日も激しい試合になることが予想されたが、やはり立ち上がりからいきなり試合が動くこととなった。

ローマは開始1分も立たないうちに、スーパーゴールで先制に成功する。左サイドからの長いパスをジェコが走りながら後ろに落とすと、エリア外からエル・シャーラウィがダイレクトボレー。強烈なシュートがネットに突き刺さり、ホームチームがリードを奪う。

その後も、豊富な運動量でゲームを支配するローマは、セリエA前節でもゴールを奪い好調のエル・シャーラウィを中心にゴールに迫っていく。34分には、DFダビド・ルイスのミスから決定機を迎える。しかし、これはGKクルトワのセーブにあった。

するとその直後、絶好調エル・シャーラウィが2点目を奪う。ナインゴランが前線に長いボールを送ると、DFリュディガーが判断ミスを犯してこのボールを見送ってしまう。これを見逃さなかったエル・シャーラウィが、冷静にGKを破った。チェルシーはミスが連発し、完全に流れを相手に渡してしまう。試合はそのままローマがリードして前半を折り返す。

劣勢のチェルシーは、56分にケーヒルに替えてウィリアンを投入。アスピリクエタをDFラインに下げて、WBにペドロを入れる攻撃的な布陣に変更する。

しかし、またもゴールを奪ったのはローマだった。63分、セスクのパスを中盤でカットすると、ペロッティがエリア外からミドルシュート。これがニアをぶち抜き、ホームチームは3点のリードを手にする。その後も低調なチェルシーを尻目に、ローマは何度もチャンスを作っていく。

結局、チェルシーは最後まで得点を奪うことはできず。ローマが終始試合を支配し、完勝を収めた。これでローマはチェルシーをかわして首位に浮上している。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0