エリクセン熱望のインテルがオファーを増額…トッテナムに16億円＋ボーナスを提示

クリスティアン・エリクセン獲得に向けて、インテルがトッテナムに新たなオファーを提示したようだ。『スカイスポーツ』が伝えている。

2013年にアヤックスからトッテナムに加入して以降、チームの主力として活躍を続けるエリクセンだが、クラブとの契約は今シーズン終了後に満了を迎える。トッテナムは延長オファーを提示したものの、ステップアップを目指すデンマーク代表MFはこれを固辞。そのため、移籍金が得られる今冬に退団する可能性が高まっている。

トッテナムで公式戦300試合以上に出場した27歳の司令塔に対して、ビッグクラブが注目するなか、1月の移籍市場で特に関心を寄せるのがインテル。当初、セリエAのクラブは評価額の1/2以下となる850万ポンド（約12億円）のオファーを提示するも、トッテナムは拒み、交渉の停滞が伝えられた。

そんななか20日、同メディアが伝えたところによると、インテルは1100万ポンド（約16億円）に2つのボーナスを付帯したオファーをトッテナムに提示した模様。さらに、エリクセンの代理人、マーティン・スクーツ氏は、21日にトッテナムのダニエル・レヴィ会長と選手の去就を巡って会談の場を設けるようだ。なお、先日には同代理人がイタリアに渡り、インテル首脳陣と接触したことが報じられていた。

2009-10シーズン以来となる悲願のスクデット獲得を目指すインテルは、今冬の移籍市場ですでにマンチェスター・ユナイテッドからアシュリー・ヤングを獲得。その他、エリクセン以外にも、オリヴィエ・ジルーやヴィクター・モーゼスに興味を持つと報じられている。

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