エトー氏が古巣インテルにエール「コンテは昔と変わらない。スクデットを獲得できる」

サミュエル・エトー氏は、古巣のインテルのスクデット獲得を予想したほか、ユヴェントスのマウリツィオ・サッリ監督などについて語った。

元カメルーン代表FWのサミュエル・エトー氏が23日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、古巣のインテルなどについて語った。

エトー氏は2009年から2011年にかけてインテルに所属。2010年にはジョゼ・モウリーニョの下、トリプレーテ（3冠）を達成したメンバーの1人でもある。そんなエトー氏は、今シーズンのアントニオ・コンテ率いるリーグ3位のインテルについて見解を示した。

「好不調の並みを何度も乗り越え、インテルは再びチームにふさわしいリスペクトを取り戻したように思う。私は嬉しいよ。きっとスクデットを獲得できるはずさ。コンテは以前と変わらないね。ユヴェントスやチェルシーを率いていた頃のままのように思う。独特のカルチョの哲学を持っていて、それを通して勝利を勝ち取る人だ」

続いてエトー氏は、かつて短いながらも指導を受けたアタランタ指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニに言及した。

「彼と問題があったかって？ないよ。良い関係を築いていた。監督はそれぞれ自身の哲学を持ち、時にはサッカー選手には理解のできない決断を下すこともある。しかし私は彼のアタランタでの功績には驚いていない」

最後に元カメルーン代表FWは、今シーズンからユヴェントスを率いるマウリツィオ・サッリにメッセージを発信した。

「彼はエンポリ、チェルシー時代と比較すると変わった。トスカーナでは、後ろからビルドアップし、パーソナリティのあるプレーを求めていた。美しかったよ。現在は（ジョゼップ）グアルディオラのように負けるリスクを冒しつつ、チームに自らのプレーをさせてファンを楽しませてくれる指揮官を見かけない。今のユヴェントスを見たがよく分からない。史上最強のクリスティアーノ・ロナウドやもう1人の怪物（パウロ）ディバラもいるが、私はエンポリ時代のサッリがまた見たい」

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