Gerard Pique BarcelonaGetty Images

エスパニョールファンに“黙れ”ジェスチャーをしたピケ「敬意を欠いたのは家族を侮辱した彼ら」

4日のリーガエスパニョーラ第22節、バルセロナは敵地コルネジャ=エル・プラットでのエスパニョール戦を1-1のドローで終えた。この試合の同点弾を決め、その際にエスパニョールファンに対して“黙れ”ジェスチャーをしたDFジェラール・ピケは、それが敬意を欠く行為ではなかったことを主張している。

先にエスパニョールを「コルネジャ・デ・エスパニョール(コルネジャのエスパニョール)」と称し、バルセロナ県ではなく同県の一地域に限定したクラブのように扱ったピケ。エスパニョールはこの発言が侮辱や暴力を触発するものとして、反暴力委員会に調査を依頼していた。

そして今回のバルセロナダービーで、ピケはエスパニョールファンの批判の標的に。そしてピケは同点弾を決めた際に、人差し指を口にそえる“黙れ”ジェスチャーを行った。

試合後、そのジェスチャーが敬意を欠く行為ではなかったかと問われたピケは、エスパニョールファンが自身の家族を侮辱したことこそが、そうした行為であると主張した。

「家族を侮辱する方が敬意を欠いているよ。人々を黙らせようとすることは、ゲームの一部だ。ここまでに起きたことに鑑みて、それが自分にできる唯一の行動だった」

「コルネジャ・デ・エスパニョールという客観的な発言について訴え、僕の家族を侮辱したファンを訴えないことこそが敬意の欠如だ」

エスパニョールの正式名称はレイアル・クルブ・デポルティウ・エスパニョール・デ・バルセロナで、「バルセロナのエスパニョール」と明確に定義されている。だがピケは、エスパニョールの会長が中国人のチェン・ヤンシェン氏であることにも言及し、自身の発言を正当性を説く。

「僕の発言は客観的だ。エスパニョールはコルネジャのクラブだよ。そう言ったのは、彼らがバルセロナからだんだんと離れているからだ。彼らの今の所有者は中国人で、その幹部も中国人だったと思う。今、自分たちが中国人のクラブではないと言うために、カタルーニャの全新聞に金を払う必要はない。結局、誰かのものであればその誰かのものなんだよ」

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