Mesut Ozil _Wenger_ ArsenalGetty Images

エジルが批判集中の指揮官を擁護「ヴェンゲルはリスペクトされるべき」

現在、プレミアリーグで失速し、6位に沈んだアーセナル。アーセン・ヴェンゲル監督には退任を求める声が絶えないほか、現有戦力にも今夏退団のうわさが次々と浮上している。

そんな中でドイツ代表MFメスト・エジルは、今はとにかく4位以内でのフィニッシュを目指すことが大切と『スカイ』のインタビューで言及した。

エジルは「現時点でチームが難しい問題を抱えていることは確かだ。ただ、今はチームとして結束することが何より大事で、夏の移籍市場や来シーズンのことを考えるべきではない」と発言。

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「僕らが今やるべきことは、次の試合で勝利を目指すこと。それは監督のためにとかファンのために、というだけでなく、クラブ全体が今歩むべき道だと思う」

また、エジルはファンから批判の的になっているヴェンゲル監督について「彼はここで20年指導している。アーセナルにヴェンゲルがもたらしたものはとてつもなく大きなもの。彼が達成したことに対する、リスペクトの気持ちはもっと尊重されるべき。彼は僕がアーセナル入団を決めた大きな要因だった」と語り、指揮官を擁護する姿勢を見せている。

自身にも退団のうわさが浮上しているエジルだが「今は来シーズンのチャンピオンズリーグ出場のために、最後まで戦い続けるしかない」と語り、今シーズンのリーグ4位以内でのフィニッシュが目標であることを強調した。

アーセナルはリーグ戦ここ8試合で2勝1分け5敗と失速し、1月下旬には2位につけていたものの、現在では6位にまで転落。来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権が与えられる4位マンチェスター・シティとは勝ち点差7開いており、19年連続でチャンピオンズリーグ出場権を獲得していたアーセナルにとっては、同大会の連続出場が途切れる可能性が高まっている。

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