●試合日程と放送局と試合会場
日本時間6月15日21時（現地時間15日17時）エカテリンブルク・アリーナ（エカテリンブルク）
放送局:フジテレビ
●両チームのプロフィール
エジプト代表（7大会ぶり3回目）
FIFAランク46位（2018年5月）。アフリカ最終予選ではガーナ代表を退け、7大会ぶりのW杯出場権を手にする。監督は、アルゼンチン出身のエクトル・クーペル。バレンシアを2季連続でUEFAチャンピオンズリーグ決勝に導くなど、堅守速攻のチーム作りに定評がある。FWモハメド・サラーをどのように生かすか、注目だ。
ウルグアイ代表（3大会連続13回目）
FIFAランク17位（2018年5月）。南米予選を、圧倒的な力を見せたブラジル代表に次ぐ2位で通過。71歳のオスカル・タヴァレス監督がチームを率いる。2006年に2度目の代表監督就任を果たすと、長期政権を樹立。2010年の南アフリカW杯ベスト4、2011年にはコパ・アメリカを制している。
●エジプト代表の注目選手
FWモハメド・サラー（リヴァプール／イングランド）
1992年6月15日生まれ、25歳。175センチ、71キロ。
リーグ戦で31得点を挙げ、得点王を獲得。さらに2017／18シーズンのPFA年間最優秀選手賞を獲得するなど、最も注目されるストライカーの1人。UEFAチャンピオンズリーグ決勝で肩を負傷したため、その影響が心配される。
MFモハメド・エルネニー（アーセナル／イングランド）
1992年7月11日生まれ、25歳。180センチ、70キロ。
バーゼル（スイス）で活躍を見せた後、アーセナルに移籍。長短のパスを使いこなし、カウンター攻撃の起点となる。さらに、カバーリング能力も高く、ハードワークもこなすなど、まさに中盤の要。4月に左ひざを負傷したことが不安要素だ。
GKエサム・エル・ハダリ（アル・タアウーン／サウジアラビア）
1973年1月15日生まれ、45歳。188センチ、87キロ。
本大会に出場すれば、元コロンビア代表GKファリド・モンドラゴンが記録した43歳3日を上回り、W杯最年長出場記録を更新する。予選でも正GKを務めたため、記録更新は間違いない。FCシオン（スイス）でもプレーした経験がある。
●ウルグアイ代表の注目選手
FWルイス・スアレス（バルセロナ／スペイン）
1987年1月24日生まれ、31歳。182センチ、86キロ。
前回大会では、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにかみつき、そのままピッチを去った。今季リーグ戦で25得点を記録。これはリネオル・メッシ（バルセロナ）、クリスティアーノ・ロナウド（レアル・マドリー）に次ぐ成績だ。世界最高の点取り屋の1人。
FWエディソン・カバーニ（パリ・サンジェルマン／フランス）
1987年2月14日生まれ、31歳。184センチ、71キロ。
ナポリ（イタリア）で活躍した後、パリSGに移籍する。今季はリーグ戦32試合に出場して28得点を記録。リーグ・アンの得点王に輝いた。チャンスに顔を出す回数も多く、90分間を通じて仕事をするタイプなので、監督からの信頼も厚い。
DFディエゴ・ゴディン（アトレティコ・マドリー／スペイン）
1986年2月16日生まれ、32歳。187センチ、79キロ。
対人能力が強いだけでなく、ディフェンスリーダーとして守備を統率する能力にたけている。スピードや空中戦でも強さを発揮できる、世界最高のセンターバックの1人。
●グループAのライバル
ロシア代表（2大会連続11回目）
FIFAランク66位（2018年5月）。メンバーは国内組中心で、187センチの長身FWヒョードル・スモロフ（クラスノダール）を生かした攻撃を仕掛ける。チームを率いるのは、54歳のスタニスラフ・チェルチェソフ監督。開催国として満足できる成績を残せるか。
サウジアラビア代表（3大会ぶり5回目）
FIFAランク67位（2018年5月）。アジア最終予選後にベルト・ファン・マルバイク監督を解任。アルゼンチン出身の49歳、ファン・アントニオ・ピッツィ監督がチームを率いる。注目選手は、中盤の底からゲームをコントロールするアブドゥラ・オタイフ（アル・ヒラル）。
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