■コパ4回戦第2戦 セルタ 1−0 エイバル
セルタ：アスパス（90分）
28日にコパ・デル・レイ4回戦第2戦が行われ、エイバルは敵地バライドスでセルタと対戦している。
前節アラベスに2-1と勝利して今季初の2連勝を飾ったエイバルだが、今季はリーガエスパニョーラで現在15位と苦戦している。1部残留を最大目標に掲げるメンディリバル監督は、このセルタ戦で乾をはじめ大半の主力選手を温存した。
本拠地イプルーアでの第1戦を1-2で落としているエイバルは、序盤から攻勢を強める。11分にジョルダンがミドルシュートを放ち、15分にはベベのクロスにキケ・ガルシアがボレーで合わせる。しかし、いずれも枠を捉えない。
メンディリバル監督が前日会見で「親善試合のようになるかもしれない」と語った通り、試合は徐々にリズムを失っていく。アウェーでのゴールアドバンテージがあるセルタも無理に攻撃することはなく、前半はスコアレスで終える。
後半、エイバルは前半同様開始直後から攻め立てる。46分、高い位置でフォンタスからボールを奪ったキケが、チャルレスにラストパスを送る。GKセルヒオと1対1になったチャルレスだが、ここはセルタ守護神が勝った。
53分には、ルベン・ペーニャが右サイドから鋭いクロスを上げる。後方から走り込んだベベがハーフボレー。GKセルヒオが立て続けに好守で防ぐ。
セルタは57分、ドリブル突破を試みたエムレ・モルがジョルダンに倒され、バイタルエリアでFKを得る。グイデッティが直接狙ったが、これはGKディミトロビッチに弾き出された。
メンディリバル監督は68分にジョルダンを下げ、カンテラーノのアスクエを投入する。対してウンスエ監督は71分、ラドハに代えてロボツカ、グイデッティに代えてイアゴ・アスパスを投入した。
セルタは89分にスルーパスに反応したアスパスがGKディミトロビッチに倒されてPKを獲得。アスパスが自ら沈め、勝負を決めた。
エイバルは最後までゴールが遠く、2試合合計スコア1－3でベスト32敗退が決まっている。勝ち上がったセルタは12月5日の抽選で5回戦の対戦相手を知ることになる。