コパ・アメリカ2019準々決勝最後の一戦は、大方の予想を覆してペルーがPK戦でウルグアイを下し、準決勝進出を果たした。試合後、ペルーの主将パオロ・ゲレーロがこの難しい試合を制した喜びを語った。ペルーの地元メディア『RPP』が伝えている。
「このチームを誇りに思う」とチームメートを称賛したゲレーロ。35歳主将によると、試合前のチームはペルー国民からも懐疑的な目を向けられていたという。
「試合前は多くの人が『ペルーは勇敢ではない。力強さもない』と言っていた。ペルーの人間でさえ、悪意を持った言動で我々の心を乱そうとしていた」
期待値が低い中でウルグアイを破り、ゲレーロは「我々は自分たちの実力を示した。だけどピッチの中で我々が何を見せたかについては、今日は黙っておこうと思う」と語った。
「世界のトップ10に入るウルグアイに立ち向かい、互角に戦った。そしてPK戦で勝つことができた」とこの試合を振り返ったゲレーロ。準決勝はお互いに強烈なライバル意識を持つチリとの対戦となるが、このように意気込みを語った。
「1試合1試合を集中して戦おうというのは、チーム内でも常に話し合っていることだ。次の相手はチリ。我々にとっては“クラシコ”だ。すぐに準備を始めなければならないし、最高の状態でチリ戦を迎えられるよう、プロフェ(リカルド・ガレカ監督)がミスを正してくれるだろう」
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です