今夏、アーセナルは複数の主力選手に退団のうわさが浮上していた。だが、移籍市場閉幕までに大きな動きはなく、アレックス・オックスレイド・チェンバレンがリヴァプールに去った一方で、退団が有力視されていたアレクシス・サンチェスやオリヴィエ・ジルーなどは残留が確定した。
ボーンマスからレンタルバックで復帰したジャック・ウィルシャーもアーセナルに留まることになったが、ウィルシャーは現状に大きな不満を抱いているようだ。
現地時間2日、ボーンマスのDFタイロン・ミングスが自身の『インスタグラム』にて、自身のアカデミーについての情報をアップ。すると、その投稿にウィルシャーの公式アカウントが「ピッチに立てない25歳の男はどうなるんだ? オレは調子を上げているし、準備は整っているんだが」とメッセージを書き込んでいる。
昨シーズン、ウィルシャーは1年間のレンタルでボーンマスに移籍。今夏も再放出される可能性が高まっていたが、アーセナルの主力選手が引き抜かれる可能性があったことから、そのあおりを受けて退団に向けた話は進まず。8月下旬にはアーセナルのトップチームではなく、U－23のBチームで調整を進めていた。
結果的にアーセナルに残留したウィルシャー。本人はロシア・ワールドカップを前に結果が求められる1年と睨んでいるようだが、大きな不満を抱えて新シーズンを迎えることになってしまったようだ。
