現役時代にアーセナルで活躍したイェンス・レーマン氏が、同クラブのファーストチームのコーチに就任する可能性があることが分かった。『スカイスポーツ』が報じている。
アーセナルはレーマン氏にコーチ就任を打診している。交渉がまとまれば、現在GKコーチを務めるジェリー・ペイトン氏はそのポジションに留まり、元ドイツ代表GKは全体を総括する役割を与えられるようだ。
アーセナルと2度契約を結んだレーマン氏は、2003-04シーズンの“インビンシブルズ(無敵のチーム)”の守護神として、リーグタイトルを獲得。翌年にはFAカップ制覇に貢献した。しかしそれ以降、ノースロンドンのクラブはリーグ優勝から見放され、2014年にFAカップを制するまで、無冠の時代が続いていた。
2003年7月にボルシア・ドルトムントから移籍したレーマン氏は、アーセナルで200試合以上に出場する。その後、2008年にロンドンを離れ、シュツットガルトでプレーした後、2010年に現役引退。しかし2011年3月にヴォイチェフ・シュチェスニー、ルカシュ・ファビアンスキ、ヴィト・マンノーネとゴールキーパーに負傷が相次ぎ、3カ月間だけアーセナルに復帰していた。
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