Mauro Icardi Inter Chievo Serie AGetty Images

インテルSD、レアルによるエース引き抜きを恐れず「イカルディを説得できるか?」

インテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)が3日、イタリア国営放送『RAI』のテレビ番組に出演し、FWマウロ・イカルディの去就について述べた。

インテルは今シーズン、セリエA第15節を終えて無敗をキープ。今節では、首位を独走していたナポリが昨年王者のユヴェントスに敗れたため、ついにトップに立った。

「私はルチアーノ・スパレッティと同じく現実主義だ。道のりはまだ長い。恐るべき競争相手もいるので地に足を着けていかなければならない。物凄いリズムをキープしているチームが4、5チームあるが、ウチも勝ち残っていきたい」

アウジリオSDは1月のマーケットについても言及している。「1月に特別な動きをするつもりはない。このチームをこれ以上良くできるのはビッグネームだけだが、獲得可能な選手はいない。所属の選手たちでやっていくつもりだ」と述べ、現体制のままシーズン終了まで進めることを示唆した。

また今シーズン、16ゴールを挙げ、得点王争いでトップに立つイカルディについては、レアル・マドリーが興味を示していると報じられている。アウジリオSDはレアルにとって違約金が障害とならないと指摘した上で、イカルディの慰留に自信を見せた。

「契約期間(2021年6月まで)は長いが、何より大切なのはここに残りたいという彼の意思だ。彼はネラッズーリへの愛着を示してくれているように見える。違約金は問題にならない。レアル・マドリーから連絡はきていないが、違約金を払えるだけの資金があると思う。だがそれからイカルディにインテルやここでのプロジェクトを諦めるよう説得しなければならないだろう」

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