インテルのOBであるフルヴィオ・コロヴァティ氏がイタリアのサッカー情報ラジオ『TMW Radio』のインタビューに応じ、日本代表のDF長友佑都を称えた。
インテルは24日、セリエA第10節でサンプドリアと対戦。首位ナポリとの熱戦明けのミッドウィーク開催とあり、試合前にはターンオーバーを採用する可能性も報じられていた。
しかし、指揮官のルチアーノ・スパレッティは選手を入れ替えることなくサンプドリア戦に臨み、長友も1日のベネヴェント戦以来4試合連続先発出場を果たした。この試合において、日本代表DFは攻守両面で完璧なプレーを披露。84分にDFダヴィデ・サントンと交代した際には、サポーターからスタンディングオベーションで見送られた。
1982年から4年間、インテルでプレーした経験を持つ元イタリア代表のコロヴァティ氏は、長友に深く感心している。過去に調子を落としていたことを指摘するも、再び活躍を見せ始めた日本代表DFを称えた。
「驚くべき選手だ。（ナポリのホセ）カジェホンへの対応も素晴らしかった。現在、インテルにとって、そしてスパレッティにとっても、安心材料の1つとなっている。過去には不安定な時期もあったが、今はまた調子を上げているね」
