インテルに所属するMFアントニオ・カンドレーヴァが1月の移籍市場でプレミアリーグへ移籍する可能性があったと3日、代理人のフェデリコ・パストレッロ氏がイタリア紙『メッサッジェーロ』のインタビューで明かした。
来夏の移籍市場に向けて、移籍の噂が活発化し始めた。カンドレーヴァやローマのFWステファン・エル・シャーラウィの代理人を務めるパストレッロ氏が両選手の動向を伝えている。
「アントニオ(カンドレーヴァ)には1月末、イギリスからビッグオファーが届いていた。しかしインテルに放出の意志はなかった。それに来シーズン、(インテルは)おそらくユヴェントスの対抗馬となりえるので、本人も残留を強く願っていた」
以下に続く
カンドレーヴァには冬の移籍市場で、プレミアリーグからビッグオファーが届いていたことを明かしたものの、インテルと本人の意向から破談となっていたと述べた。
またパストレッロ氏は、親会社である蘇寧電器の資金力により、インテルの可能性が広がったと感じている。
「蘇寧が加わったことでインテルの力は無限だ。1億ユーロ(約110億円)を投じてモナコの(キリアン)ムバッペを獲得できる(イタリア国内)唯一のクラブだろう」
一方、エル・シャーラウィについても、引き続きローマでプレーしていくだろうと話している。
「ステファン(エル・シャーラウィ)はローマに満足しており、これからも残りたいと考えている。今以上の実力を発揮できると感じているし、サポーターも彼に期待している。おそらく本人は自分自身の才能の可能性に気づいていないかもしれない」