インテルは10日に行われるセリエA第3節で昨シーズンのセリエB王者スパルと対戦するが、日本代表のDF長友佑都はベンチスタートとなる見込みだとイタリアメディア各紙が伝えている。
長友は今シーズン、開幕戦のフィオレンティーナ戦および第2節のローマ戦に先発出場を果たした。31日には日本代表としてロシア・ワールドカップアジア最終予選最終戦オーストラリア戦にフル出場し、完封勝利および本大会出場決定に貢献した。また5日のサウジアラビア戦においてもフル出場したため、連戦および長旅の疲労が懸念されている。
長友がミラノに不在の間、今夏、ニースから加入した23歳のDFダルベルト・エンリケが徐々に指揮官ルチアーノ・スパレッティの信頼を勝ち取っている。指揮官は代表戦の期間中、クラブに残っていたダルベルトに対し、弱点とされる守備戦術の徹底指導を行った。
『メディアセット』は「日本まで往復して戻ってきたナガトモに代わり、ダルベルトはセリエAでの先発デビューを飾る準備ができている」と伝え、ライバルの先発を予測している。このほか『ガゼッタ・デロ・スポルト』、『コリエレ・デロ・スポルト』、『トゥット・スポルト』、『スカイ』などの主要メディアも長友のベンチスタートが濃厚であると予想している。