インテル移籍浮上もエリクセンにオファーなし？モウリーニョ「何も届いていない」

トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、クリスティアン・エリクセンへのオファーを受け取っていないと主張した。

今シーズン終了後にトッテナムとの契約が満了を迎えるエリクセン。2013年にアヤックスからイングランドに渡って以降、活躍を続ける同選手だが、昨夏にはステップアップの意思を示し、契約延長の打診を拒んだと報じられる。そして、契約切れに近づく今冬の移籍市場で新天地を求める可能性が高まっている。

そんなエリクセンに対して強いの興味を示すのがインテル。代理人とクラブ関係者が会談する場面も目撃されるなど、クラブ間の交渉次第で移籍が前進すると予想される。しかし、17日の会見に出席したモウリーニョ監督は司令塔の退団に懐疑的な考えを持っているようだ。

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「（エリクセンの去就について問われ）君たちは代理人かインテルのところへ話を聞きに行くべきだ。彼らのほうが私より詳しいだろうからね。もし彼らに自信があれば、オファーを送ってくるはずだ。ただ、現段階で何も届いてはいない」

また、エリクセン自身については「このような状況だから1月31日まで完全に集中できないことは当然だ。それでも彼はベストを尽くしている。この数試合、人々はこれが彼のラストゲームと言ってきたが、エリクセンは明日もプレーする」と難しい状況にあるものの、同選手への信頼を寄せている。

次の試合

さらに、今冬の移籍市場についても言及。ハリー・ケインが重傷を負って長期離脱する中、トッテナムには新たなストライカーが求められているが、同指揮官は適切な選手がいれば契約に踏み切ると話すにとどめた。

「多くの名前が挙がっているが、そのほとんどは代理人や関係者など選手の名前を移籍市場に並べたい人間からのものだ。ストライカーが必要かって。イエス。可能ならばイエスだ。しかし、我々にとってポジティブな場合のみだ」