2017-08-20-internazionale-yuto-nagatomo(C)Getty Images

インテル指揮官、先発起用の長友佑都に満足「素晴らしいプレー。バランスが良かった」

20日に行われたセリエA開幕戦のフィオレンティーナ戦終了後、インテルの新指揮官ルチアーノ・スパレッティは記者会見に応じ、日本代表のDF長友佑都について言及した。

インテルは今夏、ニースから2000万ユーロ(約26億円)で左サイドバックの23歳、DFダルベルト・エンリケを獲得。12日に行われた親善試合レアル・ベティス戦(1-0)では先発出場を果たし、開幕戦でも起用が濃厚とみられていた。しかしスパレッティが選択したのはダルベルトではなく、プレシーズンでレギュラーとしてプレーし、徐々に指揮官の信頼を積み上げていった30歳のベテランの長友だった。

スパレッティは長友について、右サイドバックを務めたDFダニーロ・ダンブロージオとのバランスを評価し、プレーに満足感を示した。

「ナガトモは攻守両面において非常に素晴らしいプレーを見せてくれた。ダンブロージオと同様に良かったと思う。カバーも攻撃もできていた。右サイドが攻撃に上がったら、反対サイドが残るのは当然。2人でちょうどよいバランスを保ってくれた」

一方でスパレッティは新加入のダルベルトや、昨シーズンに長友とポジション争いを演じたDFクリスティアン・アンサルディについては発言を控えている。

「出場しなかった選手について評価はできないと私は考えている。単純にプレーしなかったからだ。だがアンサルディもダルベルトもこれからチームに貢献してくれるだろう」

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