5日、セリエA第20節フィオレンティーナvsインテルが行われ、この試合で日本代表DF長友佑都はベンチスタートとなった。
試合は両チームとも好機を創出するがなかなかゴールを決めることができず、スコアレスのまま後半へ。
最初にネットが揺れたのは55分だった。インテルはFKのチャンスでクロスボールをゴール前に放り込むと、FWマウロ・イカルディがヘディングで押し込もうとする。一度GKマルコ・スポルティエッロに弾かれたものの、イカルディはそのディフレクトを倒れ込みながら再びねじ込み、先制ゴールを記録した。
1点をリードしたインテルは75分に長友を投入。長友にとってリーグ戦では昨年11月5日に行われたトリノ戦以来、2カ月ぶりの出場となった。
その後もインテルは攻勢を仕掛けるが、追加点を奪うことができず・すると土壇場でフィオレンティーナが牙を剥く。後半アディショナルタイム、ゴール前の混戦でヴァランタン・エイセリックがラストパスを送ると、ジョヴァンニ・シメオネがねじ込んで1-1の同点に追いついた。
試合はこのままフルタイムを迎え、引き分けに持ち込んだフィオレンティーナは勝ち点を28に伸ばし、順位は7位に。一方、勝利を逃したインテルは勝ち点を42としたものの、優勝争いから離されつつある。




