インテルのA・サンチェス獲得は21日に結論へ…前線駒不足懸念のスールシャールは消極的

インテルがマンチェスター・ユナイテッドからアレクシス・サンチェスを期限付き移籍で獲得できるか21日までに結論を出すようだ。イギリス『BBC』が伝えている。

2018年冬にアーセナルから加入するも、19カ月間でわずか5ゴールに終わるなどマンチェスター・Uでインパクトを残せていないサンチェス。これを受け、今夏にオールド・トラッフォードから去る可能性が浮上する中、インテルが同選手の獲得に関心を寄せている。

今夏、すでにマンチェスター・Uからロメル・ルカクを獲得したインテルのアントニオ・コンテ監督は、さらなる前線の補強を望むと考えられており、プレミアリーグで燻るサンチェスがターゲットに挙がる。そして、インテルは20日か21日にマンチェスター・Uに対してオファーを提示する見込みだ。

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マンチェスター・Uは、19日のウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦でベンチ外となったサンチェスの退団にオープンな姿勢を見せている模様。さらに、週給40万ポンド（約5170万円）と報じられる同選手のサラリーをインテルが全額負担することは不可能と考えられており、移籍が決まればプレミアリーグのクラブは一部を肩代わりすることになるようだ。

しかし、オーレ・グンナー・スールシャール監督はサンチェスの放出に消極的な様子。すでにルカクが抜けた攻撃陣は現在、サンチェスの他にマーカス・ラッシュフォードとアントニー・マルシャルのみ。17歳のメイソン・グリーンウッドも控えているが、チリ代表FWが退団し、若手3選手のみでシーズンを乗り切ることは一種のギャンブルとも考えられている。