Gareth Southgate England 2019Getty Images

イングランド代表が最悪試合中止へ…2011年に人種差別のブルガリア戦を前に

イングランド代表は、試合中に人種差別の標的にされれば、最悪の場合、試合を中止することになるようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えている。

14日に敵地で行われるEURO2020予選のブルガリア戦を迎えるイングランドだが、当地で2011年に試合を行った際に、黒人選手を中心に人種差別の標的に。過去の事件を受け、この試合を前にギャレス・サウスゲート監督は選手全員を集めて、人種差別が行われた際の対策について協議したようだ。

同メディアが報じたところによると、サウスゲート監督は、3段階で構成される欧州サッカー連盟(UEFA)のプロトコルを説明し、最悪の場合、試合を中止できることを選手たちに伝えた模様。そして、選手たちも繰り返し被害を受ける場合、試合を中止することに合意したようだ。

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UEFAのプロトコルでは、人種差別行為が発覚した場合、まずは試合を止めて、スタジアムに注意喚起を行う。再び起きた際には、一旦選手をベンチに下げ、それでも止められない場合は、両チームと相談して試合の中止を決定するという流れになっている。

今回、代表に初招集されたフィカヨ・トモリは、このミーティングについて「残念にも時々起きることが再び起きたとき、何をする必要があるか、プロトコルはどうなっているかを話し合った。彼(サウスゲート監督)は過去に起きたことを僕たちに簡単に伝えた。他の国に行けば時々このようなことが起きるから、対策を準備すべきだと思う」と話している。

また、3月のEURO2020予選で敵地でモンテネグロと対戦したイングランドだが、ラヒーム・スターリングらがモンテネグロ人サポーターからの人種差別被害に遭う事件が勃発。これを受け、モンテネグロサッカー協会は2万ユーロの罰金と無観客試合を命じられる処分を科されていた。

イングランドは11日に敵地でのチェコ戦、14日に敵地でのブルガリア戦と中東欧での2試合を控える。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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