イングランドサッカー協会(FA)が18歳以下の選手に対してトレーニング中のヘディングを制限するコーチングガイドラインを発表することになるようだ。イギリス『BBC』が伝えている。
近年、ヘディングの危険性が頻繁に取り上げられるフットボール界。スコットランドのグラスゴー大学の調査で、元フットボール選手が認知症などの脳の変性疾患で死亡する割合が同年代の一般人口と比較して約3.5倍も高いことが発表されるなどの医学的な根拠も明らかにされている。
また、2002年に59歳の若さで死去した元ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンのジェフ・アストル氏は生前に認知症を負っていたが、その原因が反復的な頭部外傷であると先日に判明していた。
アメリカサッカー連盟は2015年から若年選手のヘディングを禁止しており、スコットランドサッカー協会も今年1月に12歳以下の選手に対して練習でのヘディング禁止を発表。そして、この流れはイングランドにも波及し、18歳以下の選手に対してトレーニング中のみヘディングの使用が制限されるようだ。なお、完全に禁止されるわけではなく、試合では許可されるようだ。このガイドラインは2月下旬に発表されることが見込まれている。
頭部外傷の専門医やFAのメディカル部門のトップが大いに歓迎する今回の発表だが、若年選手へのヘディング禁止や制限がこれからのフットボール界にどのような影響を与えるのだろうか。
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